【剣盾S12最終レート1928/971位/カントー統一】冠式カントースタン
初めまして、サブマリンと申します。
冠環境最初のシーズン、お疲れ様でした。
この度カントー統一でS12最終3桁を達成しましたので記念投稿です。
最終レート1928 / 971位 156勝120敗
■目次
・PT概要
・個別解説
・選出について
・構築変遷
・所感/総評
■PT概要
某MVに触発されて、冠始動をきっかけにカントー統一を始めました。
好きなトレーナーはリーフです。なんでMVにいないの
単純に単体パワーのあるサンダー・カイリューを筆頭に、電気と岩の一環を切る地面枠、竜の一貫を切る妖精枠、残り補完、の順で組みました。
シーズンを通して改変を重ねましたが、そちらは後述します。
結果、出来上がったのがコチラ。
最終的な体感選出率は
ピクシー>>ニドキング>カイリュー=サンダー=ラプラス>ウインディ
ピクシー以外はほぼ団子だと思います。
■個別紹介
特性:ちからずく
持ち物:気合の襷
技:ヘドロウェーブ 大地の力 冷凍ビーム 毒々
努力値:H4 B4 C252 D28 S220 ひかえめ
実数値:157-x-98-150-99-133
元祖「技のデパートマーケット」。
広い技範囲と悪くない火力をばら撒く先発or詰め要員。
炎技が欲しい場面もそこそこありましたが、ポリ2クレセに刺す毒は必須だったため犠牲となりました。
状況次第では向こうからホイホイ受けに来てくれるので、喜んで毒漬けにしてました。
ダウンロード調整だけ施してCぶっぱあまりS。
一応準速80族抜きですが、調整の余地はあるかもしれません。
・ピクシー
特性:天然
持ち物:後攻の尻尾
努力値:H244 B180 D84 おだやか
実数値:201-x-116-115-133-80
ダイジェッター絶対止めるマン。
相手の流れを止めて、場を整えて、こちらの流れを作るポインター。
物理は陽気エースバーンの珠キョダイカキュウまで耐え、
天然なのでブーストしたウツロイドの前に投げても一撃は平然と耐えてくれる。
主にダメなのは一致ダイスチルとエラがみ。ウオノラゴン恐るべし。
ダストシュートエースバーンは犯罪。
尻尾トリックメタグロスを何度か見かけましたが、仕事としては近いです。
あまり読まれなかったこともあり、「とりあえずトリック」で次の行動保証も得られるので基本やり得ですが、チョッキをもらってステロや月の光を封じられてしまうケースもあることは忘れずに。
特性:威嚇
持ち物:脱出パック
技:オーバーヒート、鬼火、バークアウト、朝の陽射し
努力値:H204 B228 S76 ずぶとい
実数値:191-x-141-120-100-125
物理受けもふもふクッション。
ブリザポスやフェローチェを主に、状況次第でエースバーンやミミッキュ等へ繰り出し、オバヒ脱出パックで疑似的なボルトチェンジを実現して有利対面を作る。
基本的にサイクルの利かない本PTでの緩衝役を担い、物理受けも並行してこなす文字通りの"クッション"。
ブリザポス入りには積極的に選出しました。
読みの要素を軽減する脱出パックというアイテムがかなりハマった印象。
例えば、フェローチェに繰り出し後、居座りだろうと蜻蛉だろうとオバヒがド安定になります。
10%の外しもまたご愛敬。笑顔で苦虫を噛み潰しましょう。
Sは最速61族(テッカグヤ,バンギラス)抜き。Hは16n-1。残りB。
・ラプラス
特性:貯水
持ち物:融けない氷
努力値:H140 B92 C252 D4 S20 ひかえめ
実数値:223-x-112-150-116-83
アンチカバラグポリクレセ。ついでに水の一貫も切れる。
サンダーカイリューがどちらも通らないときの第3のダイマックス候補。
最終盤、受けル遭遇率の増加に伴って凍死体も増えた。
滅びの歌は、身代わりで零度を躱そうとする不届き物へ捧ぐ賛歌。
ピクシーと併用するといい感じ。
初めは光の粘土を持たせていましたが、サンダーカイリューの型の変更に伴い、単体性能を意識して融けない氷に変更しました。
僅かな差ですが、H振りのみのポリ2がフリドラ⇒センリツ⇒センリツでピッタリ確定になったりします。
4振り61族(12振り60族)抜きでほぼ困らなかったが、同速のポリ2も1回見かけたのでもう8振ってもよかったかも。
・サンダー
特性:静電気
持ち物:命の珠
技:10万ボルト 暴風 鋼の翼 身代わり
努力値:B4 C252 S252 おくびょう
実数値:165-99-106-177-110-167
暴れ鳥。
間違いなく環境最強のダイジェッター。
対岩もさることながら、対ミミッキュの皮剥ぎとしても優秀で、ダイマの撃ち合いとなった際の優位性をもたらしてくれました。
余った枠はダイウォール用とダイマターン稼ぎ兼あくび宿り木除けになる身代わりを採用。
ただでさえギリギリの耐久をこれ以上削る気にはなれず、攻撃に下降補正をかけていますが、元々Cもステロが欲しい火力ラインだったのもあり、併用前提で気になりませんでした。
Sはできるだけお相手のサンダーの上を取りたいので最速。
ウーラオスやミミッキュの上を取る意味もあり、1ジェットでフェローチェも抜き去るので個人的にはアタッカーで使うなら最速一択な感じでした。
特性:マルチスケイル
持ち物:突撃チョッキ
技:逆鱗 ダブルウイング 馬鹿力 地震
努力値:H4A244B4D4S252 ようき
実数値:167-185-116-x-121-145
重装戦艦。
対面性能については無類の強さを誇る。
ポリ2、バンギへの打点が欲しくて馬鹿力採用。
何より目を見張るのはその特殊耐久。
チョッキを持つことでマルチスケイル込みでウツロイドのC+1ダイロックを"非ダイマ"で耐えて一撃で返り討ちにできます。
さらに、"マルチスケイル無し"でC無振りのポリ2の冷凍ビームを96~116程度のダメージに抑えられます。
ドラパルトのドラゴンアロー確定耐えラインだけ振ったほぼ無振りですが、特性と合わせて見た目以上の耐久を見せてくれました。
■選出について
決まった軸はないので、いくつか要素パターンを挙げます。
・先発
・困ったらピクシー
・初手ウツロイド/ランドロス/ゴリランダー/カプ・レヒレ/レジエレキ等警戒
⇒ニドキング先発
・初手カバルドン警戒
・サンダー入り
先発または後続に"必ず"ピクシーを入れる。
サンダーを見たらピクシー。これを怠るとお相手のサンダーが暴れて終わる。
・ブリザポス入り
後続に"必ず"ウインディを入れる。
ブリザポスを見たらウインディ。これを怠るとお相手のブリザポスが以下略。
・ダイマックス枠
ラッキーやハピナスが見えた場合は"必ず"カイリューかラプラスを選出する。
・ウツロイド入り
カイリュー選出推奨。
どうしても難しい場合はピクシー先発でサンダーとニドキングを大事に使う。
※厳しいポケモン
クレセリア 毒か零度を叩き込むお祈りゲーが始まる。
ランクルス/ピクシー(マジガ) 零度を叩き込むお祈りゲーが始まる。
ブリザボス かたすぎ。いたすぎ。
サンダー 型と選出の噛み合い次第。
※"絶対に"選出されたポケモン
ブリザポス
ラッキー
■構築変遷
開幕
メタモン@スカーフ サンダー@弱点保険 カイリュー@厚底ブーツ
↓
↓思ったほどステロを撒かれない。
↓
中盤
↓
↓サンダーがほぼ死蔵状態。お相手のサンダー入りがしんどい。
↓
終盤
■所感/総評
総じて最終的なPT全体のバランスはよかったと思います。
トレーナーのプレイングが甘々で落とした試合も数知れず、それでも終盤着実に順位を上げてきてくれたので、PTの地力はあると思っています。
大好きなウインディも結果的にPTインできて、また、通算の最終レート自己ベスト1650を大きく更新できたので満足です。
以上、長くなってしまいましたが、ご覧いただき、誠にありがとうございました。
何かしら参考になれば幸甚です。
最後に、対戦いただいた方々、何度も挫折しそうになった折に心の支えとなってくれた方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。
特に、Sくんがいなかったらたぶん途中で諦めていたと思います。本当にありがとう。君の最終3桁報告も楽しみにしています。